「また終わるために」 あの時触れていた温もりも 忘れてしまうだろう 灰色の街と汚れた地図 路地裏 うずくまる影 どこにも行けないと泣き顔で 白い手繋いだっけな 見えない向こう側 知りたくもない 僕らは目を逸らすけど いつか描いた場所へ君を連れて 羽ばたく ... もっと読む

「白い肌について」 「伝えたい事なんてひとつもない」  きみは呟く 赤い目を腫らして  下唇噛んで強がった  仮面被って笑ってみせるのが  得意だった  祈るような日々の中で  心は壊れていくだけ  それでも向き合ってみてよ  ほらドアの鍵は開いてるさ  ... もっと読む

「フローライト」 置き去りのままで針は進んでく 暗がりのなか選ばれる時を待って 軋む心の巡る速度に 言葉はいつも追いつけないままだった 掠れた声で叫び続けてる 淡い光が指し示す影を追って その輝きが見たくもない 未来ばかりを照らしたとしても 満たされたフ ... もっと読む

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