「流星群」 言葉にできない想いたちを 夜空に放り投げた この闇を照らす あの光は その欠片なのかもな もらった物で溢れそうになった鞄 それでもまだ歩いていけそうで 悲しみは半分になって 喜びは倍になる そんな風に何もかもが 上手くはいかなくても 言葉にで ... もっと読む

「それだけで」 紫に染まり始めた街 どこからか生活の匂い 煙草を買いに部屋着のままそれだけで一日が終わる 本当のことがいつも言えないのは それで独りぼっちになるのが怖いから 歪んだ形のまま転がり続けて遠くに来たな どこかで間違えていても戻れない 帰れな ... もっと読む

「モノラルクローム」 風に舞う白い雪を 指先で摘んでポケットにしまった すぐ消えてしまうものを 欲しがる自分に黒いため息 もう二度とは戻らない日々を 何度も棒に振って それでもなお 片手で数える位で 精一杯なんだ 追いかけても 追いかけても 掴めはしない 儚 ... もっと読む

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