「こわれてしまった」 凛と見つめるあの眼差しも その細い腕の淡い傷も 泣いてる顔も囁く声も 今ではもう全部壊れてしまった 一人の部屋はもう寒すぎて 心の奥まで凍りそうだな あの日まで側にあった体温も 今ではただの抜け殻になった 消えないように零さないよ ...
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明日ぼくが居なくても
「明日ぼくが居なくても」 嫌われるのが怖くて バレないように嘘を吐く そんな日々の繰り返しにいつも 増えるのは溜め息ばかり また一日が始まる 心は部屋に置いてきた 機械のように振る舞えば 生きることなど容易いものです そうやって全てが麻痺していく 虚しさ ...
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