「また終わるために」
あの時触れていた温もりも
忘れてしまうだろう
灰色の街と汚れた地図
路地裏 うずくまる影
どこにも行けないと泣き顔で
白い手繋いだっけな
見えない向こう側
知りたくもない
僕らは目を逸らすけど
いつか描いた場所へ君を連れて
羽ばたく鳥の群れ 始まりの鐘などなくても
雨上がりの虹を 待たないまま行こう
本当のことだけ伝えたくて
言葉を探すけど
本当のことだけ何故かいつも
誰にも言えなかったな
変わらない日々に
嫌気さして
僕らは歩き出したけど
いつか描いた場所に君はいない
世界が終わるような夜が 僕らを襲っても
笑い合えるように いまこの手を離そう
羽ばたく鳥の群れ 始まりの鐘などなくても
雨上がりの虹を 待たないまま行こう
世界が終わるような夜が 僕らを襲っても
笑い合えるように いまこの手を離そう
この手に触れていた温もりも
忘れてしまうだろう
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