「希望の降る朝に」
尖った言葉が君を刺して
その傷から血が流れた
そっと触れてみたその傷跡は
暖かくて優しかった
震えている雨の夜も
凍える冬の朝も
こうして手を繋げばほら
温もりで満たされていく
きっと僕らが ひとりきりで
生きていけはしないように
僕らの小さなこの心は
寂しくできてるんだろう
無邪気に笑うその声の
裏側には隠した涙
いつだか話してくれたこと
君を知れて嬉しかった
鍵をかけた部屋の隅に
鼓動の音がふたつ
外の世界は相変わらず
怖いものばかりだけど
背負い続ける罪と後悔
それでも生きていかなきゃ
苦しみも悲しみもすべて
途方に暮れてもうこれ以上
明日なんていらないと言う
君の生きる明日を僕は見たい
きっと僕らが ひとりきりで
生きていけはしないように
僕らの小さなこの心は
弱く脆く儚くできてるんじゃないかな
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