「ブレイブコール」
夕暮れの空に一番星
この街をもうすぐ夜が包むころ
歩道橋の上 立ち尽くした
大嫌いな弱い自分
空っぽの心は
どこへ向かうことも
できないまま
うずくまって 膝を抱えて
遠くで呼んでいる声にも
気付かないふりをして
傷つかないように明日を拒んでいた
生きていくために大事なもの
答え探して迷い続けてる
「ありのままでいい」
なんて言葉で簡単に誤魔化さないで
本当は信じたくて
捨てずにいたんだろう
その想いだけは
手は震えて 足が竦んで
そこから踏み出すかどうかは
君にしか選べない
その背中はそう誰にも押せないから
全て失くして 途方に暮れて
それでも朝はやってくるから
立ち止まってた昨日も
そのままで愛せたなら
歩き出せるよ
その手にあった 確かに光った
誰もが強くなどないなら
史上最大級の強い弱虫のままで
先へ進もう
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