「彗星前夜」


なんとなく過ぎる毎日に

訳もなくまた焦っている

変わりたいなんて思いながら

またマンガ読んで一日が終わる


四畳半のワンルームは

僕だけの無限の宇宙

全てが想像通りなのに

ときどき虚しくなる


彗星に飛び乗って 君の街まで

あの日の想い抱えたまま

描いてた未来といまも交信中

なんて言えたらな

ハロー ハロー


四畳半のワンルームに

閉じ込めた自分を捨てて

張りぼての宇宙を壊して

昨日にさよならする


静寂の彼方へ この夜を越えていく

青い星の欠片探して

諦めかけていたいつかの願いごと

もう一度信じて唱えた


彗星に飛び乗って まだ見ぬ場所へ

銀河の果てまで行けるかな

描いてた未来はいまも更新中

新たな世界へ

ハローハロー