calling you


ずっとその目を閉ざして

ただ朝を待って いつまでも膝を抱えていた


もっと上手く生きなくちゃ

そう思う度に 少しづつ息苦しくなった


意味や理由に縛り付けられて

笑い方さえ忘れたままで

通り過ぎていく


そのままで 生きていて

決して綺麗なことばかりじゃないが

そんなものだろう どうせいつか死ぬんだ


ねぇ 抱きしめて

今は何も信じれなくたっていいよ

微かでも確かに

いま君を呼ぶ声がした


そっとその手を開いて

空っぽの両手 眺めては諦めてきたんだ


もっと優しくなりたい

そう願う君は 誰よりも優しい人


そのままで 生きていて

他の誰かになんてなれないんだ

胸の痛みも 例えようのない不安も


そう その全て

君が生きているって証なんだ

悲しみも迷いも 宝物になっていく


意味や理由なんて初めからない

そう思えたなら ほらいつでも

その手伸ばして


そのままで 生きていて

決して綺麗なことばかりじゃないが

そんなものだろう どうせいつか死ぬんだ


そう その全て

君が生きているって証なんだ

微かでも確かに いま君を呼ぶ声がした


ほら君を呼ぶ声がする