wonder  blue


夏の陽射しの下で あの日の僕らは無敵だった

宿題なんかよりも 大切なものがそこにあった


氷が溶けて薄くなった グラスのサイダーの味も

6速式の自転車で走った プールの帰り道も


僕らが過ごした淡い日々は

きっと青春なんて言葉じゃ

表せないだろうな


wonder blue

どこまでも届くような

最高密度の青の下で

wonder blue

分け合ったあの秘密が

魔法のように僕らを繋いだ


熱を溜め込んだ風が

優しく頬を撫でてく

夕方5時のサイレン

もうすぐ大人になってしまうな


wonder blue

いつか観た映画のような

奇跡なんて僕らには起こらない

wonder blue

いくら強く願ったことも

叶わない夢だと笑った


wonder blue

どこまでも続くような

最高密度の青の下で

wonder blue

分け合ったあの秘密が

魔法のように僕らを繋いだ