「春を待つ花のように」


そこで鳴らされていた音や

温かいこの場所がとても好きだった

ほんの小さな幸せを

誰もがほら抱えて帰っていく


忘れてもいいよ 忘れないから

守りたい物があったのはお互いだろ


春を待つあの花のように

夢を見て僕たちは明日へと向かう

あなたにまた会えた時に

笑えるように歩いてく

優しい陽が射すこの道を


どんな顔して笑えばいい

抗えない弱さと自由を引き換えに

悔しいや悲しいだなんて

余裕のある言葉は言えないよな


気付かないふりが ルールなほど

僕らは大人だ 分かってるけどそれでも


僕らを強くさせたのは

選ばれなかったことや諦めてきたこと

重ねた約束の数を

愛おしく思えたら

それが寂しさの始まり


春を待つあの花のように

夢を見て僕たちは明日へと向かう

あなたにまた会えた時に

笑えるように生きていく

優しい陽が射すこの日々を