「ストリートバタフライ」
快速を乗り継いで君の街へ
相変わらず道に迷いそう
壁の落書きに誰かの記念日
歩道橋の上 行き交う人々
元気にしてる?って電話越しに聞くから
少し寂しくなって 会いたくなるんだよ
誰かの胸に届くようにと
歌い続けた僕らのストリート
乗せた想いが 込めた願いが
ビルとビルの隙間に吸い込まれていく
いつの間にテナント募集のポスター
この前までなにがあったっけ
角の煙草屋も今は駐輪場
そんな風に時代は変わっていく
心だけは子供のままで大人になって
それでもまだここで歌っていたいよ
変わり続ける街の景色と
まだ終わらない僕らのストリート
乗せた想いよ 込めた願いよ
少しだけ寂しさを包み込んでくれ
小さな声は 拍手を生み 歓声に変わる
僕らの歌が街中に あふれ出していく
変わり続ける街の景色と
まだ終われない僕らのストーリー
蛹がやがて蝶になるように
響く声よ遠くへ羽ばたいていけ
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