「君の嫌いな世界」


「苦しいのはみんな同じ 
あなただけじゃない」
今日もまた 誰かが言う 
そんなことを

ならばこの確かにある
痛みは誰のものなの?
空しい日々に負けそうになる

きっと誰にも気付かれないように
隠し続けた傷も
確かに君にしかないもので
誰かに見せてもいいんだよ

夜が来れば 怖くなって 朝を待って
朝になれば 嫌になって また夜を待つ

笑うことも 怒ることも 
すべて捨ててしまえたら
ここに居ても許されるかな

ずっと居場所を探し求めながら
迷い戸惑う君の
震えるその手を握りしめて
君と一緒に歩くよ

目を開ければ 見えるだろう 
ほら 小さな光
君と生きる明日の光

誰にも気付かれないように
隠し続けた傷も
確かに君にしかないもので
僕に見せてもいいんだよ

ずっと居場所を探し求めながら
迷い戸惑う君の
震えるその手を握りしめて
君と一緒に歩くよ