「越えていく」


自分にひとつ嘘をついて誤魔化すたび

信じてくれていた君の声が少し遠くなる

こんな弱いままの自分じゃ 君のことも

守りたかったものさえも 守れないよな


悲しい夜を 越えていけ 越えていけ

涙堪えて思い出す あの日の言葉

喜びも苦しみも 全て抱えて

いま心の震えるほうへ


優しくもないのに優しくされたがっては

満たされない日々の隙間に 居場所を探していた

上手くいかない事ばかり 溢れそうな時も

君が待っていてくれるなら 前を向けるんだ


僕だけにしか歌えない 歌がある

強く信じて立ち上がる 挫けそうでも

君の心に 届くように 寄り添えるように

歌うから 守り抜くから


どんな時も「大丈夫」って

君が笑ってくれるから

僕もそんな歌を歌わないとな


悲しい夜を 越えていけ 越えていけ

涙堪えて 思い出す あの日の言葉

笑ってても 泣いてても どっちでもいいけれど

出来れば君に 笑ってていて欲しいから


僕だけにしか歌えない 歌を歌う

君の心に届くように 寄り添えるように

君がいるから どこまでも 越えていけるさ

ここからまた 光のほうへ